今日は検定試験でしたね、受験された生徒さん、送り迎えをしてくださったご家族のみなさんお疲れ様でした。
頑張ったお子さんをほめてあげてくださいね。
私は以前、よく親野智可等先生のメルマガを読んでいました。
(親野智可等先生は教育評論家で、小学校の先生を23年間務め、現在は執筆活動をされている先生です。)
その中でとても私の心に響いた先生から親へのメッセージがありました。
以下がそのメッセージです。
そして、私は、「子育ては自分育て」という言葉を改めて思い出します。
子育てという得がたい機会に恵まれ、かわいい子どものために一生懸命がんばるその過程で、親はとても大切なことに気がつきます。
子どもにとって、親の影響がいかに大きいかということ。
親自身が子どもの環境そのものであること。
子どもだけ変えようと思っても、それは不可能だということ。
親自身が成長することで、初めて、いい影響を子どもに及ぼすことができるということ。
これらの厳然たる事実に、賢い親なら必ず気がつきます。
そして、「自分を変えたい。自分を成長させたい」という切なる願いを持ちます。
自分のためだけだったら到底持ち得ないような強烈なモチベーションを、わが子のためなら持てるのです。
これ以上尊いモチベーションがあるでしょうか?
そして、日々の努力が始まります。
親にとって、子育ては自分育てそのものです。
ひととして、これ以上得がたい機会はありません。
それは、手の指で髪の毛を洗うのと同じです。
髪の毛を洗ったとき、一番きれいになるのはどこでしょう?
シャンプーをつけて手の指で髪の毛を洗い、リンスして水で洗い流せば、髪の毛と頭皮がきれいになります。
でも、そのとききれいになるのは髪の毛と頭皮だけではありません。
実は、手の指が一番きれいになっているのです。
十万本の髪の毛を洗う、その最中に、洗っていたはずの指先がそれ以上に洗われているのです。十万本の髪の毛によって!
子育てもこれと同じです。
子どもとの十万回のやり取りが、あなたを磨いてくれるのです。
この得がたい機会を活かして、子どもと共に成長していってください。
目に見える変化がないときもあるでしょう。
そこでは忍耐が必要です。 それは、上り坂と同じです。
上に上がっていくのはたいへんなのです。
でも、そこで引き返しては元の木阿弥です。
忍耐を学んでください。
変化が見えなくても続けてください。
方向性が正しければ、やがて新しい景色が見えてきます。
坂を上りきれば、あなたの前に見たこともない景色が広がります。
あなたに、心からのエールを贈ります。
親野智可等
このメッセージを読んで泣きそうになりました。忍耐が必要なのは頭では分かっているんですが、つい忘れてしまいます^^;
親も日々勉強ですね。
英語講師 Kato